
◆初めて自分に自信が持てるものができた
小学4年生から高校1年生までサッカー少年だったDJ 松永さんと同様に、「僕も小学4年生から高校2年生の頭ぐらいまでバスケットボールをやっていたんですよ」とR-指定さん。一生懸命に練習したものの、レギュラーにはなれず試合に出る機会もほとんどなかったそう。
中学のときには「自分では認めていなかったけど、“もしかしたら俺、運動苦手かも!?”って。でも、学生時代の“運動苦手”ってすごいコンプレックスやから、なにか“それ以外のことを”と思っていたんですけどなかなかなくて……(小学生のときに一緒に始めた)友達もおるからと一緒に(バスケ部に)入って」と話します。
とはいえ、そのときすでにベンチウォーマーだったため「応援歌をつくることに尽力していた」とR-指定さん。本人いわく、ヒット曲を替え歌にして相手チームのことを煽ったり、チームを鼓舞するような替え歌をつくったりするなかで、「当時からラップを聴いていたので、韻を踏むなどのテクニックを応用してやっていた」と言います。