【漢字トリビア】「蓬」の成り立ち物語

「漢字」、一文字一文字には、先人たちのどんな想いが込められているのか。時空を超えて、その成り立ちを探るTOKYO FMの「感じて、漢字の世界」。今日の漢字は「蓬(よもぎ)」。仙人が住むと言われる場所、「蓬莱」の「蓬(ホウ)」とも読む漢字です。

【漢字トリビア】「蓬」の成り立ち物語


「蓬」という字は、草かんむりの下に、
「逢う」「逢瀬を重ねる」の「逢(オウ)」と書きます。
この「逢う」という字から「しんにょう」をとった部分は「夆(ホウ)」と読む字です。
「夆」という字は、まず「冬」という字の上半分を書きます。
これは、つま先を下に向けた足の形を描いたもので、
「くだる・おりる」という意味を表しています。
その下には、漢数字の「三」と、それを縦に貫く一本の線を書きますが、
これは、上に伸びて茂る草木の枝を表しているといいます。
「しんにょう」も、「降りる・行く」という意味を表す部首。
ここで、天からこの草木に降りてきて宿るのは神さまです。
つまり「蓬」という字は、枝の葉が盛り上がっている場所へ、
神さまが宿る植物、という意味なのです。
仙人が住む場所「蓬莱」という言葉に「蓬」という文字が使われているのもうなずけます。

ヨモギの語源については諸説あります。
四方にむかってよく繁殖する木、ということで、「四方」を「よも」と読む「四方木」。
また、葉っぱの裏に生えた細かい毛がよく燃えるため、
「善く」「燃える」「草」で「ヨモギ」になった説もあります。
ヨモギは、その燃えやすさを利用して、お灸のもぐさに使われている植物。

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