【漢字トリビア】「疑」の成り立ち物語

「漢字」、一文字一文字には、先人たちのどんな想いが込められているのか。時空を超えて、その成り立ちを探るTOKYO FMの「感じて、漢字の世界」。今日の漢字は今日の漢字は「疑う」。「疑問」「疑惑」の「疑(ギ)」です。
(TOKYO FM「感じて、漢字の世界」2019年8月24日(土)放送より)

【漢字トリビア】「疑」の成り立ち物語


「疑う」という字は、ものの形を象って作られた象形文字。
古代中国・殷の時代に記された甲骨文字を見ると、片方の手に杖を持った人が、後ろを振り返って立っている姿が描かれています。
向かって左側の部分、カタカナの「ヒ」に似た文字が後ろを振り返る人。
その下に書いた「矢」の部分が、杖を突いて立つ様子です。

甲骨文字ではこれだけで「疑う」という意味を表していたのですが、その後、殷に続く周の時代に記された金文では、右側にカタカナの「マ」に似た文字と、その下にひきへん(疋)が添えられます。
ひきへん(疋)は、膝から下の足の形をかたどった部首で、足を止めて迷っている様子を強調しているといわれます。

いずれにせよ「疑う」という字は、人が何かに心を奪われ、後ろを振り返っている様子を描いたもの。進むべきか退くべきかを決めかねて立ち止まっている姿から、「うたがう、まよう、まどう」という意味を表す漢字になりました。

水道も電気も通信機器もなかった、遠い昔のこと。
いにしえの人たちは、その日を暮らすことに懸命でした。
狩りや釣りに出かけ、木の実や山菜を探し、水を汲み、火をおこす。

あわせて読みたい

TOKYO FM+の記事をもっと見る 2019年8月25日のライフスタイル記事
この記事にコメントする

\ みんなに教えてあげよう! /

トピックス

> 今日の主要ニュース > 国内の主要ニュース > 海外の主要ニュース > 芸能の主要ニュース > スポーツの主要ニュース > トレンドの主要ニュース > おもしろの主要ニュース > コラムの主要ニュース > インタビューの主要ニュース

ライフスタイルニュースアクセスランキング

ライフスタイルランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

コラムの人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

生活雑貨、グルメ、DIY、生活に役立つ裏技術を紹介。