古墳にも“流行のスタイル”があった!? プロフェッショナルが教える古墳トリビア

さまざまな趣味と娯楽の奥深い世界をご紹介するTOKYO FMの番組「ピートのふしぎなガレージ」。11月9日(土)放送のテーマは「古墳」。國學院大學文学部史学科准教授の青木敬さんに「古墳の大きさと高さに秘められた歴史」について伺いました。
(TOKYO FM「ピートのふしぎなガレージ」2019年11月9日(土)放送より)

古墳にも“流行のスタイル”があった!? プロフェッショナルが教える古墳トリビア

※写真はイメージです



── 古墳ってどんな形があるんですか?

日本列島の古墳は多種多様な形があるのが東アジア全体の中で特に際立っています。前方後円墳のほかにも、前方後方墳、円墳、方墳、八角墳、そのほかにもマニアックな形をした古墳があり、こんなに古墳の形がバラエティ豊かな地域はほかにありません。そうなった理由は、弥生時代の勢力圏との関わりもあるでしょうし、中国のようにお墓の形をきっちり統一するほどの統治レベルに至ってなかったからかもしれません。

その古墳の規模が一番大きくなるのは5世紀。先日、世界遺産に登録された「百舌鳥・古市古墳群」がそれですね。国内でも指折りの大きさを誇るこの古墳群は、大阪湾を通行する船からも見えるような向きにつくられました。国内の各地や海外から来た船が大阪湾に入っていくと、否応なしに巨大な古墳が目に入る。そんな力の誇示のために古墳が大きくなっていったのでしょう。

── 大きな古墳をつくるのは大変だったのでは

古墳を大きくできたのは技術的な裏付けがあったからでもあります。そのころの古墳の多くは、どこかで削って運んだ土を盛ってつくるのではなく、泥沼みたいなところでレンガのように泥を切り出して、塊のまま城壁のようにうずたかく積み上げてつくられました。それが可能になったのは、5世紀の初めごろに朝鮮半島から土を切り出せる鉄製の土掘り具が入ってきたからです。

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