村上春樹、シン・ゴジラ…時代を彩った「平成カルチャー」の特徴とは?

村上春樹、シン・ゴジラ…時代を彩った「平成カルチャー」の特徴とは?
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日本が世界に誇る各界の“知のフロントランナー”を講師に迎え、未来の日本人たちに向けてアカデミックな授業をお届けするTOKYO FMの番組「未来授業」。3月27日(水)の授業講師には、慶応大学法学部教授の片山杜秀さんが登場。「平成カルチャー」をテーマに語りました。

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片山杜秀さん



片山さんは、著書「平成精神史 天皇、災害、ナショナリズム」(幻冬舎新書)で、平成という時代についてさまざまな角度からアプローチし、この30年の光と影を、独自の視点で分析しています。

そんな片山さんは、平成カルチャーとは「多元的で脈絡のない世界」と表現。その象徴の1つとして、村上春樹さんの平成後期の長編小説「騎士団長殺し」(新潮社)を挙げます。
高度成長時代だった昭和では、貧しかった主人公が最後には立派に成功を収めたり、大きな運命の変転があったりするような展開が求められていたと言います。一方、「騎士団長殺し」では、長いストーリー展開のなかでさまざまなことが起こるものの、「終わってみれば、主人公が人間的にほんの少し成長したかどうかという話で、ほとんど変わっていない」と片山さん。
昭和の長編小説のように、坂の上を目指して一本筋で進み、大きな変化を見せるようなストーリーとは真逆の作品が好まれていると説明し、「この感覚は平成カルチャーの1つで、低成長時代の暗喩だと思う」と話します。

続いて、平成カルチャーを象徴するものとして“ホラー”を挙げる片山さん。

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