プロ野球新人タイ記録の6戦連続安打 清宮ぶっつけ左翼守備の狙いは「ゴジラ松井式育成」か

プロ野球新人タイ記録の6戦連続安打 清宮ぶっつけ左翼守備の狙いは「ゴジラ松井式育成」か
デビューから6試合連続安打とした清宮

 日本ハムのドラフト1位ルーキー・清宮幸太郎内野手(18)が8日、京セラドームで行われたオリックス戦に「5番・DH」で先発出場。6回の第3打席に右前打を放って6試合連続安打とし、新人選手のデビューからの連続試合安打記録に並んだ。一方、8回の守備からはプロ初となる左翼守備も経験。その意図をめぐってチーム内外で議論を呼んでいる。

 一死走者なしで迎えた6回の第3打席。相手左腕・アルバースの3球目、122キロのスライダーを右前にはじき返した。これでデビュー戦から6試合連続安打となり、ドラフト制以降の高卒新人記録を更新し、巨人・原辰徳ら3人が記録したデビュー戦からの連続試合安打の日本記録に並んだ。

 それだけではない。8回からはDHを解除し、レフトの守備位置に。プロ入り後、清宮が外野練習を行ったのは、2日前の6日が初めて。守備機会はなかったが、プロ初となる外野守備に“ぶっつけ本番”で臨んだ。

 試合後の清宮は「(安打は)一日1本だけど、結果として出てるんでいいことだと思う。これまでの経験を生かせたヒットでした」と笑顔。突然のレフト守備については「見慣れない景色だけど、声をかけてもらって感謝です。早実の練習試合以来です。一軍の試合なのでミスはできない。打球は来なかったけど、カバーリングだったり、いい緊張感でできた」と話した。

 この仰天起用について栗山監督は「すべての幅が広がるように、いろんなことをやっていかないといけない。以上!」と報道陣の質問を遮るように足早にバスに乗り込んだ。前日7日には「一度(二軍に)落とさなきゃいけないとは思っている」と降格を示唆する発言もしていた栗山監督だが、その真意について緒方野手総合コーチは「本塁打や打点が(まだ出ていない)ということは関係ないけど、打ち続けることで(一軍に)残すという可能性は増してくる。そのなかで、どうやっていくかということ」と代弁する。現在は清宮、中田、アルシアの3人で一塁、左翼、DHを回しているが、離脱中の近藤が復帰に着々。清宮を一軍に置いたままDH出場が濃厚な近藤が戻れば、さらにポジションが渋滞する。その可能性を模索しているというわけだ。


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