
紀州のドン・ファンこと資産家の野崎幸助氏(享年77)が自宅で変死した事件で、野崎氏は生前、複数の交際クラブに登録していたとされる。
完全会員制であることが多く、男性は入会金と紹介手数料を支払う。コースによって料金プランは異なり、女性会員数1万3000人を誇る某大手クラブでは、スタンダードコースが入会金3万円、紹介手数料2万円なのに対し、VIPコースは入会金11万円、紹介手数料6万円。さらにその上の「特別VIP」コースまである。
これだけの金額を支払うのだから、女性は容姿端麗が大前提。モデルやCA、タレントの卵、レースクイーンなどえりすぐりだ。
一方で、思わぬ“罠”が仕掛けられている場合もある。交際クラブを通じて元モデル女性と結婚寸前までいった50代男性の証言。
「スタイルも良く、エッチもうまい。それでいて、チャラチャラしたところがなかったので、すぐに結婚前提の交際を始めたのですが…。のちに彼女が中国人であることが分かり、私の自宅に彼女の親族が次々と転がり込んでくるようになったのです。向こうは家族を大事にする文化だそうで。気付けば自宅を占拠されてしまいました」
別れを切り出した際には、彼女と親族に取り囲まれ、散々罵声を浴びせられた揚げ句「手切れ金まで要求された」(同)という。
野崎氏も2016年2月、交際クラブで知り合った年下モデルに、自宅から6000万円相当の金品を盗まれる被害に遭っている。
もちろん、交際クラブは健全な大人の社交場で、こうした“被害”が出ることのほうがまれ。「危ないな」と感じたら、すぐに退散するほかない。
スッケベー心は地獄行き