静岡・看護師殺害事件にくすぶる「黒幕」説 自殺の主犯格に“小物感”漂う前科

静岡・看護師殺害事件にくすぶる「黒幕」説 自殺の主犯格に“小物感”漂う前科
本紙昨報紙面

 静岡県藤枝市の山中で浜松市の看護師・内山茉由子さん(29)の遺体が見つかった事件が混迷を深めている。

 主犯格とされる住所不定・芥川豊史容疑者(39)は14日、新潟市内のビジネスホテルで自殺。先に監禁容疑などで逮捕された鈴木充(42)、伊藤基樹(28)の両容疑者は内山さんを拉致するだけの役割で、実際に殺害を実行したのは芥川容疑者とみられる。

 なぜ面識のない内山さんが狙われたのか? 事件の核心部分は、本紙昨報通り芥川容疑者の自死で闇に葬られてしまうかもしれない。

 それにしてもこの事件には違和感が残る。芥川容疑者には前科があり、2001年に「無言電話を止めさせる」と称して現金50万円をだまし取った詐欺容疑で1回目の逮捕。11年には高知県のスーパーの店長に「購入したパンに針が刺さっていた」とうそをつき、慰謝料を脅し取ろうとした詐欺未遂容疑で逮捕されている。この時は暴力団員に近い生活を送っていたという。

 さらに15年には横浜市で住居に侵入し、現金約9000円を盗んだ窃盗容疑などで3度、お縄になった。

 逮捕歴は計5回。極悪人には違いないが、どれもが小物感漂う罪状だ。金銭的にも苦労していた様子がうかがえる。

「そんな男が今回一気に殺人に手を染めるというのは、ふに落ちない部分もある。共犯の2人にはSNSを通じて『金になる話がある』と声をかけたようだが、芥川の暮らしぶりを見る限り、大金を持っているとも思えない」とは捜査関係者。

 そうした状況から、芥川容疑者に内山さん殺害を持ちかけた“黒幕”がいるのでは?という疑念が依然としてくすぶっているという。

 芥川容疑者はビジネスホテルのバスルームで首つり自殺を図り、現場からは遺書も見つかった。事件の鍵を握る携帯電話やパソコンに関連する情報は県警から聞こえてこない。さらなる大きな闇がうごめいているのか…。

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