【埼玉・東松山市長選】トランスジェンダー・東大教授の公約とは?

【埼玉・東松山市長選】トランスジェンダー・東大教授の公約とは?
有権者らに政策を訴える安冨氏

 埼玉・東松山市長選(8日投開票)にトランスジェンダーで東大教授の安冨歩氏(55)が出馬している。異色の公約&選挙戦は?

 安冨氏は5年前に女装をしたことで、トランスジェンダー(戸籍上は男性でも自身の性を女性と認識)に目覚めた。女性が女物の服を着るのに“女装”の言葉は適さないとして、“女性装”なる新語も生み出した。

 街頭演説では道行く聴衆から「男なの女なの?」「なんで女装してるの?」との心ない声も飛ぶが、選挙ビラには「私が女性の姿をしているのは、それで心が安定し、自然でいられるから。白い目を向けられた経験から、その痛みを感じられるようになった」と寄せている。

 そんな安冨氏は市長選で「子供を守ろう」を公約に掲げ、教育改革と地域の自然回帰を訴えている。京大卒→住友銀行→東大東洋文化研究所教授の超エリートである安冨氏だが、現在の教育・受験システムの弊害をこう指摘する。

「何千万円もお金をつぎ込んで、学校で学んでも大人になったら全部忘れている。皆さんも大人になって思いませんか? お金や税金だけでなく子供、親、先生の莫大な時間を無駄にしているといってもいい。子供には余計な知識を詰め込んで、抑圧した学歴エリートにするのではなく、もっと自然の中で好奇心や創造力を伸ばせるよう支援していくべき」

 選挙戦では、なぜか馬とともに市内を練り歩いている。

「この街には最近まで馬がいた。この地域の顔でもある。自動車を制限して馬車を走らせたり、学校では馬を飼って、本当の騎馬戦をやれば、観光客もたくさん来る」

 市長選は無所属で3選を目指す現職の森田光一氏(65=自民、公明推薦)との一騎打ち。トランスジェンダーを公表している地方議員はいるが、地方自治体の首長誕生となれば初となる。型破りな選挙戦の結果はいかに――。

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