医師を装う結婚詐欺師の悪質手口

 医師を装って婚活サイトで知り合った都内の30代女性から、クレジットカードをだまし取ったとして、警視庁巣鴨署は3日までに千葉県我孫子市の無職、栗田修容疑者(45)を詐欺の疑いで逮捕した。昨年9~10月、女性名義のカードを使って計50万円をだまし取った疑い。栗田容疑者は「カードは自由に使っていいと言われていた」と容疑を否認している。

 昨年8月下旬、SNSを通じて2人は出会う。栗田容疑者は「田中修」の偽名を使い「都内の大病院に勤める医師です。結婚したい」と持ちかけ、9月半ばには2人で新居を探し始める。マンション契約の家賃引き落としを理由に「結婚したらお金の管理は任せるから、あなたのカードで支払おう」と提案し、女性名義のクレジットカードを受け取った。

 幸せの絶頂にある女性だが、職場に匿名女性から「田中修と名乗る男は栗田修だ」との電話があった。同僚の助言でカードの使用履歴を調べると、家賃には使われず、計50万円がキャッシングで引き落とされていた。女性は11月に同署に被害を届けた。

「口から生まれてきたような男。うそばかりつく」と捜査関係者が言うように、都内では同じ被害の相談が数件寄せられているばかりか、この男は過去3度も服役している。

 2001年、山形県ではネットを通じて知り合った複数の女性に「歯科医師」と告げ、うその結婚の約束で計1000万円をだまし取った。12年には岐阜県で「自分は京大准教授だ」「披露宴には山中伸弥教授や麻生太郎元首相を呼ぶ」とのうそで計600万円を奪った。

「式場や結婚指輪の予約に行くことで、相手を信用させる手口。海外の高級時計の偽物をつけていた。もちろん医師免許もない。婚活サイトに生息する結婚詐欺師として一部で有名だった」(捜査関係者)

 過去の被害女性らは被害弁償は一切なされていない。お金はキャバクラで散財していた。

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「医師を装う結婚詐欺師の悪質手口」の みんなの反応 1
  • 匿名さん 通報

    実在する医師名を使われたら難しいけど、保険適応の医療機関に勤めているなら、保険医検索で名前が登録されてるかは確認できるよ。 最低限、実名がわかる様に身分証明書が確認できたら良いけどね。

    0
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