安倍首相“薩長ネタ”での出馬表明に物議

       

 安倍晋三首相が26日、自民党総裁選(9月7日告示、20日投開票)への立候補を正式に表明した。石破茂元幹事長との一騎打ちで、3選が確実視される中で、安倍首相が取った“パフォーマンス”は吉と出るのか?

 安倍首相は、視察先の鹿児島県垂水市内で煙を上げる桜島をバックに「あと3年、自民党総裁として内閣総理大臣として日本のかじ取りを担う決意だ」と表明した。

 総裁選の立候補表明が地方で行われるのは異例。桜島を望む場所を選んだことにはさまざまな思惑がある。

 安倍首相の地元は山口県下関市で、長州藩の地盤。鹿児島は薩摩藩で、この日、鹿屋市内で行われた講演で安倍首相は「しっかり薩摩と長州で力を合わせ、新たな時代を切り開いていきたい」と明治維新の原動力となった薩長同盟に引っ掛けた。この日放送のNHK大河ドラマ「西郷どん」も、薩長同盟が結ばれた内容で、見事にリンクした格好だ。

 自民党関係者はこう指摘する。「地方からの発信は前回の総裁選(2012年)で、石破氏に地方票(党員・党友票)で倍近く差をつけられたリベンジです。今回、議員票で安倍首相は8割方を押さえているが、地方票はどう出るかまだ分からない。地方重視で“完勝”したい強い意気込みが出た」

 ただ、“薩長ネタ”が物議を醸している。戊辰戦争で薩長を中心とする新政府軍は、会津藩など旧幕府軍とシ烈に争った。「安倍首相は過去にも国会答弁で会津地方出身の議員に対し、『東軍』『西軍』とわざわざ配慮した発言もあったように150年たった今でも旧幕府軍側だった地域では長州藩に遺恨が残っているところもある。ナーバスな話です」(同関係者)

 立候補表明はNHKが生中継し、インパクトは十分だったが、思わぬ反発を招きかねない!?

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「安倍首相“薩長ネタ”での出馬表明に物議」の みんなの反応 1
  • 匿名さん 通報

    『西郷どん』PRを兼ねての発言で、NHKは痛く感動して安倍総理の出馬表明を生中継。NHKを味方に付けることの意義は大きい。

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2018年8月27日の社会記事

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