前人未到・岩瀬1000試合登板に黄金期支えた盟友・荒木が祝福の独占手記

前人未到・岩瀬1000試合登板に黄金期支えた盟友・荒木が祝福の独占手記
共に中日の黄金期を築いた荒木(右)はレジェンド左腕と笑顔で握手

 レジェンド左腕が金字塔を打ち立てた。今季限りで現役を引退する中日・岩瀬仁紀投手(43)が28日の阪神戦(ナゴヤドーム)で4―3の9回に7番手でマウンドに上がり、前人未到の1000試合登板を達成した。先頭の糸原に死球を与えたが、中日に同期入団した福留ら後続を打ち取り、8月21日以来の3セーブ目を挙げて自ら大記録に花を添えた。プロ20年目での大台到達を祝し、ともに黄金時代を築いた荒木雅博内野手(41)が本紙に独占手記を寄せた。

 岩瀬さん、前人未到の1000試合登板、本当におめでとうございます。ついにやりましたね。僕は野手でここまで2000試合とちょっと(2217試合)出場してますが、岩瀬さんは投手なのに僕の試合数と比べると2試合に1回ぐらいのペースで登板してきたことになるわけで信じられない。抑えもやってきたし、ここまで到達するのは想像を絶する苦しみを乗り越えてきたと思う。

 実際、抑えのときにだいぶ苦しんでいる姿を見てきた。1試合でもやられて先発の勝ちを消したりしたら、もうこの世の終わりぐらいの感じだった。これが2試合続けてやられようものなら、誰も話しかけることさえできないぐらい落ち込んでいた。あれだけ苦しんだからこそ、さらに練習をしていたし、苦しんで苦しんで苦しみ抜いて達成したところに一番の価値があると思う。

 1000試合登板は、野手なら4000試合出場に匹敵するぐらいの価値があるのでは。今後、レギュラーシーズンの試合数が増えるとか、ものすごくタフな人間が現れるとか、よほどのことがない限り、この記録が破られる可能性はまずないと思う。やっぱりリリーフは毎日投げたりして、ちょっと頑張ったりすれば肩やヒジにかなりの負担がかかる仕事。岩瀬さんはそれに耐え得るだけの精神力と体を持っていたし、それだけ練習を積んできたということ。


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