輪島さん 社会人アメフットに大きな貢献

輪島さん 社会人アメフットに大きな貢献
フル装備で篠竹監督(左)と仁王立ちの輪島さん(87年3月) 

 8日に70歳で死去していたことが明らかになった元横綱輪島さん(享年70)に関する報道で、あまり目立たなかったのがアメリカンフットボールとの関わり。相撲からプロレスを経て、門外漢の世界で“初土俵”を踏み“新入幕”も果たし、協会幹部の役職にも就いていた――。

「国技の最高位を極めた人が、まったく違う世界で偉ぶらず、アメリカンフットボールに真摯に取り組んだ。もっと、もっと元横綱という影響力を生かしてほしかった」

 訃報に接して輪島さんの死を惜しんだのは、元日本アメリカンフットボール協会理事長の谷口輝雄氏(78)だ。

 当時の事情を知る関係者によると輪島さんは、日大出身の縁から日大アメフット部のカリスマ監督で日本を代表する指導者だった篠竹幹夫氏(2006年死去)の知遇を得るなどして、アメフットに傾倒。日大人脈を通じて1991年、「日刊アルバイトニュース」で知られた学生援護会のアメフット部の創部とともに総監督に就任した。

 細かい指導はスタッフが担ったが、「チームをどうしていくかということで、ずいぶん協会にも足を運んだ」。そう振り返る谷口氏は、純粋な輪島さんの姿に「ウブな感じ」も受けた。

 チームは00年、社会人1部に相当する「Xリーグ」に昇格。これを「新入幕」と相撲に例えた輪島さんは、同業種のリクルートに3―56で敗れた際には相手を「横綱」として敬意を表した。現場を離れた後は01年に協会の広報担当理事に就き、PR役も担った。

 アメフットでは他競技から転向して成功する選手も少なくない。01年には元貴乃花親方の兄で元横綱の花田勝(タレント・花田虎上)がオンワードに所属してXリーグでプレーしている。

 谷口氏は「広く(いろいろな競技から)選手や指導者を出すという意味で、さきがけだったのではないか」と輪島さんの貢献の大きさを語った。

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