200人2億円被害?高級デリヘル店の罠

 愛知県警中署は14日、デリバリーヘルス(派遣型風俗店)の男性客から現金計1000万円を脅し取ったとして、恐喝の疑いで、名古屋市のデリヘル店経営、中川富夫容疑者(38)と店員の男女3人を再逮捕、同県稲沢市の店員の男(40)を逮捕した。中署によると、中川容疑者は複数のデリヘル店を経営。客約200人が、同様の手口で2億円以上の被害に遭ったとみて調べている。再逮捕された4人は容疑を否認するか留保し、逮捕の男が認めている。

 5人の逮捕容疑は共謀して昨年11月19日、名古屋市のホテルで、県内の自営業の男性(43)に「本番行為を強要したら100万円請求と誓約書に書いてある」「仕事をできなくする」と因縁を付け、現金を脅し取った疑い。男性は本番行為を強要していなかったという。

 中署は9月、茨城県の男性客から計300万円を脅し取ったなどとして、中川容疑者と店員3人を逮捕していた。

 恐喝されたら警察に相談すればいいのに、なぜ200人もの被害者が出たのか。風俗事情通は「ホームページ(HP)で超高級店を売りにして、そこに引っかかる金持ちをターゲットにしてたんです。トラブルになるのを避けたい金持ち客が、言いなりに示談金を払うんでしょう」と指摘する。

 HPによると、75分で20万円、120分で30万円。延長30分で10万円。「プロダクション所属の女性、完全非公開の有名人や超ハイクラスの一般女性に至るまで、さまざまなタイプのコンパニオンが在籍する高級デリヘルです」とうたっている。

「キャストは普通。値段は高級ソープよりも高いので、客は本番も含まれていると勘違いするか、元を取るため本番を強行しようとする。そして、客が本番に関わるひと言でも発したら、女の子は店に電話。示談書を用意した男の店員が駆けつけ、『録音してあるんだ。警察呼ぶぞ』と脅し、100万~300万円の示談金をふんだくるということです」と同事情通は事件の構造を指摘した。

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