閉鎖・築地“突入”の大騒乱 豊洲移転反対派と都側の衝突に公安、外国人観光客も

 豊洲市場(東京都江東区)の開場に伴い、完全閉場した築地市場(中央区)で18日、移転反対派の業者及び買い物客が場内に“強行突破”で入り、「築地市場の存続」を猛アピールした。一時は救急車が出動。都の職員のみならず公安警察官、外国人観光客も見守った大騒動の一部始終をルポ――。

「築地市場は閉場しておりますので、速やかにお帰りください。お買い物は豊洲にお出かけください。不法侵入した場合は警察に通報します」

 午前10時30分、築地市場の正門前はバリケードが敷かれ、中から都職員が警告を発する物々しい雰囲気に包まれた。築地は10日に閉場し、17日午後8時までは市場関係者に後片付けや整理のための出入りが許されていたが、この日からは完全閉鎖となっていた。

 11日に始まった解体工事が本格化するとあって「管理者及び工事関係者以外 立入禁止。許可なく立ち入った場合は、警察に通報します」との警告が各所に張られた中、反対の声を上げたのは市場移転反対と築地市場での営業権の存続を訴える「築地市場営業権組合」やその他有志団体だ。

 10日の閉場後も仲卸業者8社が持ち回りで営業を続け、一般客を対象に「お買い物ツアー」を決行していた。この日も組まれたツアーに仲卸業者や茶屋経営者のほかに参加した支援者や買い物客ら約50人は正門前で立ち往生を余儀なくされたかに見えた。だが、一行は青果門前に移動。こちらの門も封鎖されていたが、30年以上にわたって毎日、市場に通ってきた業者らが、“抜け道”を知らないハズがない。


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