【菊花賞・後記】フィエールマン“快挙尽くしV”のウラに手塚魔術

 21日、京都競馬場で行われたクラシック3冠最終戦の第79回菊花賞(芝外3000メートル)は、7番人気のフィエールマン(牡・手塚)が2番人気エタリオウとの競り合いを制して優勝。4戦目での菊花賞制覇は優勝馬の最少キャリアだ。また、3か月以上の休み明けで菊花賞を制したのは1987年サクラスターオー以来、31年ぶり。様々な快挙の背景には陣営の緻密な調整過程があった。レース後の取材から偉業達成の背景に迫る。

 フィエールマンのキャリアは今回でまだ4戦目。これは優勝馬として最少のキャリアで6戦目でもわずか2頭しかいないレベルだが、例えば87年のサクラスターオーと大きく違うのは、骨折などの影響で休まざるを得ない“理由”〟がフィエールマンにはなかったこと。

 デビュー勝ちは1月28日の東京。クラシック路線には十分に間に合う範囲だが、次走は4月14日の山藤賞。その次は7月1日のラジオNIKKEI賞(2着)だった。

「春は走りに体力が追いつかず、自分の体力以上に走ってしまったのでレース後の回復に時間がかかった。特にラジオNIKKEI賞の時は暑かったので使った後のダメージが大きく、ガクッと体重が減った。賞金は加算できたし、菊花賞への出走はできそうだったので、早い段階でトライアルは使わないと決めました」と当時を述懐する手塚調教師。馬に合わせたローテーションと表現するのは簡単だが、浅いキャリアだけではなく3か月半ぶりの実戦と1200メートルもの距離延長。不安はなかったのだろうか?


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