安田純平さんの身代金「3億4000万円」情報 支払った?カタール政府が求める見返り

安田純平さんの身代金「3億4000万円」情報 支払った?カタール政府が求める見返り
帰国途中の安田さん(手前=ロイター)

 シリア反体制派の武装グループの拘束から解放されたジャーナリストの安田純平さん(44)が24日夜、トルコのイスタンブールに到着。25日夜にも帰国するとみられる。「帰国できるのはうれしい。同時に、ここから何が起きるか、何をすべきか分からない」と語った。

 安田さんは2015年にシリア北西部のイドリブ県で消息を絶ったとされ、3年4か月ぶりの解放が実現した。海外メディアによるとカタールが身代金約300万ドル(約3億4000万円)を支払い、トルコが身柄を保護したという。

 なぜトルコとカタールが関係したのか。両国は武装勢力に顔の利く存在だ。中東調査会主席研究員の高岡豊氏(43)は「両国は事件が起きたとされるイドリブ県を占拠しているイスラム過激派や犯罪組織にとって、大口のスポンサーであり保護者である」と語る。

 その事実は拘束のあった15年には周知のもの。日本政府は当時から両国に協力を要請していたと考えられる。「23日の菅官房長官の会見で『カタールを通じて情報がもたらされた』との話があった。カタールが自発的に日本人1人を助けることはあり得ない。日本政府が両国に働きかけて事態を動かそうとするのは自然な発想」(高岡氏)

 日本政府の動きに加えて、イドリブ県をめぐる大きな動きが最近あった。「9月にはロシア・トルコ間でイドリブ県における大規模戦闘回避の合意が結ばれた。トルコやカタールは積極的に犯罪集団やイスラム過激派を制御する責任を負う立場になった」

 潮目が変わったことで、安田さんの解放実現にトルコとカタールが積極的になったと考えられるだろう。しかし、高岡氏は「国際的なアピールがあったかというと、事例として小さい。安田さんのためだけにアピールするとか一肌脱ぐというのは考えにくい」と話す。となれば、両国は水面下で日本に何か“別の見返り”を求めているのかもしれない。

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「安田純平さんの身代金「3億4000万円」情報 支払った?カタール政府が求める見返り」の みんなの反応 4
  • 匿名さん 通報

    経済援助することになるのだろうね。「原発造ってくれ」と言われたらどうするのだろう?

    4
  • 匿名 通報

    助けて下さいとか命乞いしないで静かに捕まってれば良かったね それが本望だったんでしょ。後だしじゃんけんみたいに色々小出しにしてる卑怯ものさん

    3
  • 匿名さん 通報

    自己責任を否定してる人達ってこの人が自ら捕まりに行ってるのを無視してるよな。拘束体験を本にして儲けたならそれで払え。しかも本の中で国は俺を助けるのが当然って書いてるようだし拘束は故意だろ。

    2
  • 匿名さん 通報

    ほんとにいっぱいるな在日寄生虫。なんか殺虫剤ないかなゴキブリなみのしつこさの。

    1
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