
サッカー日本代表は20日、国際親善試合のキルギス戦(豊田)に4―0で快勝した。
森保一監督(50)は1―1で引き分けた16日のベネズエラ戦からスタメン全員を変更。すると、A代表デビューを飾ったDF山中亮輔(25=横浜M)が前半2分に初ゴールを決めた。
FW杉健勇(26=C大阪)から出たボールに反応し、ペナルティーエリア左から左足を振り抜くと、ボールは右ポストに当たってゴールネットに吸い込まれた。前半2分のA代表初得点は、2015年8月2日の北朝鮮戦でMF武藤雄樹(浦和)が決めた前半3分を抜き、史上最速だ。
その後は、MF原口元気(27=ハノーバー)、FW大迫勇也(28=ブレーメン)、MF中島翔哉(24=ポルティモネンセ)といった実績組が得点。新たな攻撃パターン構築を目指す森保監督にとって、手放しでは喜べる展開とはならなかった。