
【フィンランド・ルカ24日(日本時間25日)発】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子の個人第2戦が行われ、第1戦で3位に入った小林陵侑(22=土屋ホーム)が138・5メートルを飛び、142・0点で初優勝を果たした。
強風で開始が遅れ、予選は中止となり、本選も1回の飛躍に変更。風の影響に苦しむ選手が多い中、小林陵は安定した飛躍で、平昌五輪ラージヒル覇者で昨季の個人総合王者カミル・ストッフ(31=ポーランド)を抑えて、日本男子では昨年11月の兄・小林潤志郎(27=雪印メグミルク)以来、2季連続となる頂点に立った。
他の日本勢は小林潤が17位、中村直幹(22=東海大)が28位でW杯ポイントを獲得。葛西紀明(46=土屋ホーム)は38位、伊東大貴(32=雪印メグミルク)は52位、竹内択(31=北野建設)は58位だった。