60歳死去“爆弾小僧”ダイナマイト・キッドさん孤高人生 好敵手・藤波明かした「別の素顔」

60歳死去“爆弾小僧”ダイナマイト・キッドさん孤高人生 好敵手・藤波明かした「別の素顔」
初代タイガーマスク(右)と名勝負を繰り広げたダイナマイト・キッドさん(1982年2月)

“爆弾小僧”の異名を取ったレジェンドプロレスラー、ダイナマイト・キッド(本名トーマス・ビリントン)さんが5日、英国内で死去した。60歳の誕生日を迎えたばかりだった。新日本プロレスに参戦した1980年代にライバルとして数々の激闘を繰り広げた初代タイガーマスク(61)と“炎の飛龍”藤波辰爾(64)が哀悼の意を表したが、明かされた素顔は華やかなリング上とは180度違うもの。最期まで「孤高」を貫いた爆弾小僧の壮絶な生きざまとは――。

 キッドさんは60歳の誕生日を迎えた日に帰らぬ人になった。1958年12月5日、英国ランカシャー州ゴルボーンの出身で、13歳の時にレスリングを始め、75年にスカウトによりプロ入りした。78年にはカナダのカルガリー地区に転戦し、軽量級のスターとして飛躍。86年4月にはWWF(現WWE)で世界タッグ王座も獲得したプロレス史に残る名レスラーだった。

 79年に国際プロレスのリングで初来日を果たし、81年4月23日の新日本プロレス蔵前国技館大会では初代タイガーマスクのデビュー戦の相手を務めたことで一躍、日本のファンにもその名が知られた。その試合で敗れたものの、初代タイガーの魅力を引き出して関係者から高く評価された。173センチと小柄ながらも力強く、スピード感あふれるファイトスタイルで魅了。初代タイガーや藤波の好敵手として活躍し、84年に全日本プロレスに移籍した。

 70年代後半のカルガリー遠征で初対戦した藤波は「ショックだよね。本当に残念。体が細かったけど、小さいことにコンプレックスがあったのか、破壊力は抜群でしたよ。これまでにない選手でビックリしました。ジュニアの一時代を築いた人でした」と振り返る。当時の新日プロ関係者によると、若手レスラーがキッドさんの試合をこぞって研究したというから、その衝撃はよほどだったのだろう。

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