ゴーン容疑者を特別背任の疑いで再逮捕 背水の陣・特捜に勝算はあるか

 保釈秒読みだった日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン容疑者(64)が21日、特別背任の疑いで東京地検特捜部に再逮捕された。

 ゴーン容疑者は私的な投資で生じた損失約18億5000万円を負担する義務を、自身の資産管理会社から日産に付け替え。後でその義務を戻した際、尽力したサウジアラビア人の知人側に日産の子会社から約16億円を振り込み、日産に損害を与えた疑いが持たれている。同容疑者は否認。虚偽記載で一緒に逮捕された側近のグレッグ・ケリー被告(62)は25日以降に保釈される見通し。

 司法関係者は「特別背任容疑はこの事件の“本丸”で、当初は時間をかけて捜査し、年明けに動くはずだった。それが勾留延長が却下され、保釈秒読みとなったことで、急いで最後のカードを切った」と話す。

 特別背任の立件はハードルが高く、一部では「見切り発車では」「起訴できるのか」といった声も上がっているが…。

「これで起訴できなければ、特捜部は解体レベル。一方のゴーン容疑者も特別背任で有罪判決となれば、刑務所行きになる可能性が高い。両者ともに、生きるか死ぬかの最終決戦に突入した」(同)。勝つのはどっちだ!?

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