シリア解放から2か月・安田純平氏が公の場 心配されるPTSD発症はこれから?

シリア解放から2か月・安田純平氏が公の場 心配されるPTSD発症はこれから?
シンポジウムに出席した安田純平氏

 シリアで約3年4か月にわたり拘束されていたジャーナリスト・安田純平氏(44)の解放とジャーナリズムを考えるシンポジウムが26日、都内で開催され、安田氏本人も登場した。

 安田氏は2015年にシリアで武装勢力に拘束され、今年10月に解放された。解放後、カタール政府が3億4000万円の身代金を払ったと伝わったこともあり「自己責任論」を巡って論争が起き、安田氏はバッシングの嵐に包まれた。

 シンポジウムの席で安田氏は「身代金を払ったと言っているNGO(非政府組織)のシリア人権監視団は、一定の信頼はされているが、デマも多い。私が(実際に解放される)4日前に解放されていたとか、イスラム国に拘束されていたとか流していた。誰が拘束したかも含めて、かなり疑問点が多い。事実に基づいて批判することが大事」と話した。

 出席したパネリストで、アジアプレス・インターナショナルの野中章弘代表は「政府の避難勧告をなぜ無視したかという批判があったが、全くジャーナリストの仕事を理解していない。戦争地には隣の国から不法出入国する。国家が隠したいものを暴くのがジャーナリストの役割。多くの国は強権的な独裁国家で、かいくぐって仕事をする。ただ、我々もバックアップ態勢が取れておらずいくつもの課題が残った」と分析した。

 共同通信の原田浩司編集委員は「自己責任論争に結論は出ない。中年のおじさんがそこにいるだけでみっともなかったり、臭かったりする責任を取れと言ってもどうしようもない。(今回も)その延長線上」とユーモアたっぷりに話した。

 会場からはPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症していないかの質問も飛んだ。安田氏は「3か月くらいしてから出るそうで、その話題から離れた方がいいが、その話ばかりしている。来月ぐらいから出るんじゃないか」と話す場面もあった。

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