【きさらぎ賞・後記】完勝ダノンチェイサー クラシック戦線での課題とは

【きさらぎ賞・後記】完勝ダノンチェイサー クラシック戦線での課題とは
川田=ダノンチェイサーは横綱相撲で完勝

 クラシック戦線で重要な位置にある3日のGⅢきさらぎ賞(京都芝外1800メートル)は、3番人気のダノンチェイサー(牡・池江)が快勝。17年のセレクトセールで2億5000万円の超高額で取引され、デビュー前から大きな期待を集めた血統馬が重賞初制覇。ようやく軌道に乗ってきた。その良血馬がクラシック路線で戦っていくための課題とは――。

 レースを振り返ろう。スタートを決めて2番手につけたダノンチェイサーだが、行きたがるそぶりを見せ、鞍上の川田は拳を固めて必死に手綱を押さえる。3角手前でようやく落ち着くと、ゆとりのある手応えで直線へ。この時点で早めにスパートしたランスオブプラーナとの差は5馬身ほどあったが、その差をみるみるうちに詰め、並ぶ間もなくかわし去る。さらに後方から追い上げた2着タガノディアマンテとの差は2馬身…終わってみれば完勝だった。

「折り合い面が課題でしたが、我慢する中でもいいリズムで走ってくれました。前を捕まえられる距離、後ろに捕まらない距離を意識してレースを組み立てました。(レース前に降りだした)雨がどうかと思いましたが、馬場には影響のない範囲でしたし、想像以上にいい走りをしてくれました。きっちり勝ち切れたのが何よりです」と川田。「折り合いはついていたし、ジョッキーがうまくなだめて乗ってくれました。しまいもしっかり伸びてくれましたね」とこの日、東京競馬場でレースを見守った池江調教師も鞍上の好騎乗をたたえた。


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