国内女子ツアー放映権問題は波乱含み

 溝はさらに深まるのだろうか。国内女子ツアーは「ダイキンオーキッドレディス」(3月7日~、沖縄・琉球GC)で開幕するが、放映権問題に端を発した日本女子プロゴルフ協会(LPGA)と主催者のズレはまだ解消できていない。

 LPGAは先月、「KKT杯バンテリンレディス」「中京テレビ・ブリヂストンレディス」「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」の3大会の復活開催を発表。「再交渉の結果、主催者様と弊協会との間で放映権の考え方について合意することができ、大会開催に至りましたこと、大変うれしく存じます」と、小林浩美会長(56)の“勝利宣言”とも受け取れるコメントを出した。

 だが、今回の3大会を含めた多くの主催者は放映権について「今年(2019年)は協約書を提出したが、来年以降については引き続き協議する」との認識。小林会長のコメントに不満を持つ関係者も少なくない。
 また、放映権を得たLPGAは協約書で「全試合、ネットで配信する」としていたが、その詳細は「時期が来たら発表します」(LPGAメディア管理部)と明らかになっていない。

 現状ではネット配信の実施は開幕どころか、早くても5月以降にずれ込むと見られており、これも主催者に不信感を抱かせる要因となっている。

 そうしたなか、20日には「トーナメント主催者会議」が行われる。これは文字通り各大会の主催者が一堂に会するもので、LPGAの幹部も出席する。例年は開幕前のあいさつ程度で終わるが、今年は波乱含み。LPGAの“勝利宣言”が逆に波風を立てかねない状況だ。

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