レオパレス施工不良問題 さらなる闇

 賃貸アパート大手・レオパレス21の施工不良問題は拡大の一途だ。33都府県にある1324棟の施工物件で壁や天井などに施工不良が見つかっている。17日には大阪市や群馬県高崎市などでオーナー向け説明会が行われ、怒号が飛び交ったという。今後も施工不良物件が見つかる可能性がある。すでに判明している居住者、オーナーだけでなく、施工不良が見つかっていない物件の人たちも不安にかられている。さらには暴力団がらみのやっかいな問題も浮上した。

 あるサラリーマンのオーナーは「家賃収入が保証されるということで、オーナーになったのに、アパートが建て直しになると家賃収入がなくなってローンだけ残る。娘の進学費用に備えた副収入だったのに困ります」と明かす。

 レオパレスは家賃保証を継続して改修費用も全額補償するとオーナーを安心させようとしているが、施工不良の全貌は分からず、対応も遅い。元居住者からは建築基準法違反の心当たりも指摘された。

「小判に穴を開けたみたいな楕円型の鍵で、防犯上も不安でした。鍵もコスト削減してたのでしょうか。壁、天井、床、すべてが薄くて、生活音の
トラブルが絶えず引っ越しました」(元居住者)

 さらに、敷金礼金無料をうたうビジネスモデルへの告発も出ている。

 別の元居住者は「入居する時に敷金礼金無料だったので、仮住まいとして借りました。しかし、出る時は『汚れている』などと言われ、法外な値段を請求されました。出張が多いので、部屋を使った時間は短いし、喫煙しないから汚れているはずはないのですが…」と言う。


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