小中学校「スマホ持ち込み解禁」のメリット、デメリット

       

「災害が起きたとき、学校から迅速にスマホを生徒に渡せず、子供がスマホを持っていないことで命を落としたら『持ち込みを許可した意味がない』と批判される。盗難や破損の際、学校側の責任や補償はどうなるのか。現場から後ろ向きの意見しか出てこない」(教諭)

 ツイッターやインスタグラムなどSNSへの“バカ動画投稿”も、校内で頻繁に起こる心配もある。「休み時間のバカなノリのまま、校内で何げなく動画を載せて、拡散されたら…。バカなことをした生徒も特定され、関係ないのに後ろに映り込んだ生徒も特定され、最後に学校も特定される」(同)と言ってゾッとした表情を浮かべた。

 SNSといえば、少年少女が売春や裸画像の送信など、性的なトラブルに巻き込まれる温床でもある。18日にも滋賀県警が専門学校生の男(23)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕している。動画配信アプリ「TikTok」で知り合った女子中学生に昨年6月26日、スマホで裸の自撮りをさせてLINEで送信させた疑い。

 売春も裸の撮影トラブルも何十年も前から存在する。今後も絶対になくなることはない。

「ならば、スマホの犯罪に巻き込まれる前に、スマホの危険性を学校で教えるチャンスと考えてもいい。実際に出会い系サイトに登録したときの危険性や、SNSに潜んで少年少女と何とか近づこうとするロリコンの存在や、裸をスマホで撮影したら全世界に拡散される恐れがあることなどを授業で教えてもいい。クサいものにフタをしたら、生徒はより興味を持つ。それより、正しい情報を教えたい」(中学校教諭)

 とにかく議論が必要なテーマだ。“お役人”だけで話を進めて、なんとなく持ち込みを解禁することだけはやめてもらいたい。 

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2019年2月21日の社会記事

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