18億円ATM不正引き出し事件 41歳首謀者の“黒い素顔”

 17都府県のコンビニの現金自動預払機(ATM)から18億円超が不正に引き出された事件で、福岡県警は25日、窃盗などの疑いで、住所不定、無職井上勇容疑者(41)を再逮捕した。

 捜査関係者によると、一連の事件を井上容疑者らが首謀した疑いがあるとみて追及している。

 再逮捕容疑は、複数の人物と共謀して2016年5月15日早朝、長崎県内のコンビニ13店舗のATMから、偽造カードを使い現金計690万円を不正に引き出した疑い。

 県警は、福岡県内で同様の不正な引き出しをした疑いで、今月4日に井上容疑者を逮捕した。全国の警察はこれまでに約250人を、現金の引き出し役などとして摘発している。

 井上容疑者を知る芸能関係者は「井上は東京・世田谷の伝説的チーマーで、暴走族グループ『関東連合』(解散)の元メンバー。成人後、IT企業や芸能事務所を設立して表舞台に登場したんですが、関東連合との関係は続いた。しかし、芸能界と関東連合など“半グレ集団”の黒い交際が問題視されたこともあって、正体がばれる前に、芸能界から身を引いたんです」と語る。

 井上容疑者は芸能事務所を廃業し、表舞台から姿を消した後、どうしていたのか。

 警察関係者は「航空操縦士の免許を取得。セスナのコックピットに座った写真を撮影してセレブを装い、金持ちにその写真を見せて信用させ、架空の儲け話を持ち掛け、カネをだまし取っていたそうです。さらには暴力団の手先になって、ATM不正引き出し事件となったのです」と言う。

 警察は引き出されたカネが暴力団の資金源になっていると見て、捜査を進めている。

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