古巣巨人と対決した「ひげ長野」の覚悟

古巣巨人と対決した「ひげ長野」の覚悟
マツダスタジアムに初登場した長野

 開幕カードでもある広島―巨人戦が5日、マツダスタジアムで行われ、平日のオープン戦としては大盛況と言える2万2572人が詰め掛けた。真っ赤に染まった球場で注目を集めたのは、もちろんあの2人。FAで巨人に移籍した丸佳浩外野手(29)には本人も想定外の歓迎ムードで迎えられ、その人的補償で赤ヘル軍団の一員となった長野久義外野手(34)は、さりげなく古巣と一線を引いた。

 ファンが待っていたのは赤い背番号5だった。7回二死二塁で長野が代打に立つと、マツダスタジアムは割れんばかりの大歓声に包まれた。

 支配下登録されたばかりの右腕・坂本工との対戦で右邪飛に倒れたが、主役の登場にコイ党だけではなく三塁側ビジター応援席のG党も温かい拍手。本拠地デビューを飾った長野は「走者がいたので、かえせたらよかったですけど…」と悔しさをにじませつつ、大声援には「ありがたいですね」と感謝した。

 試合での出番は一瞬だったが、古巣との初対戦で長野の覚悟が垣間見えた。象徴的だったのが、試合前の振る舞いだ。練習が終わると、ロッカーから小走りで向かったのは巨人が陣取る三塁側のベンチ裏。目的は若手時代から世話になった原監督へのあいさつだった。「おお、元気か、チョーさん」。“元上司”から肩を抱かれて激励されると、Gナインとのあいさつはそこそこに一塁側へ急いで戻った。

 あえて人目につく場では古巣の仲間と交わらないようにした。練習中に駆け寄ってきた坂本勇とはグラウンド上で握手はしたが、巨人関係者との関わりはそれだけ。社会人としてあいさつは大切だが、ファンやチームメートに巨人に未練があると受け取られるのは本意ではない。自分はもうカープの一員。あらぬ誤解を避けるための配慮だった。


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