二階幹事長「安倍4選支持」の舞台裏

 自民党の二階俊博幹事長が再来年9月に任期を迎える安倍晋三首相の総裁4選を支持する発言の真意が話題だ。

 二階氏は12日の会見で「(安倍首相の4選は)十分あり得る。今のご活躍からすれば、この状況においては、十分あり得ること」と強調した。

 自民党は党則で総裁の任期を「連続3期9年」と定めており、党則の改正が必要となる。次の総裁選まで2年半もある中で、4選支持発言をした二階氏について、党内では「昨年の総裁選からまだ半年ですよ。二階氏は安倍首相の求心力を維持するために4選支持を打ち出したとみられる半面、今夏の参院選後も自身の幹事長の続投をアピールする狙いがあったといわれています」との声が上がっている。

 二階氏といえば、大阪府の松井一郎知事(日本維新の会代表)と吉村洋文大阪市長の辞職に伴い来月7日に投開票される大阪府知事・市長のダブル選挙で、俳優の辰巳タク郎に知事選候補として直接、出馬を要請し断られたばかり。辰巳への出馬要請を巡っては、党総裁の安倍首相が不在時に党を預かる責任者の二階氏と、菅義偉官房長官が仕切る首相官邸の間で関係がギクシャクしていたという。

 自民党関係者は「辰巳さんが出馬を断って一番喜んだのは首相官邸です。大阪では辰巳さんが出ていれば当選する確率が非常に高かった。しかし、官邸が安倍首相が目指す憲法改正に『維新は必要不可欠』と判断し、本気でゴーサインを出さなかったので、辰巳さんも不安になった。参院選後も幹事長職に意欲的な二階氏が、官邸に気を使って突然、安倍首相4選支持を打ち出したのです」と語る。

 一方、二階氏の発言には、次の総裁選に出馬の意向を表明した岸田文雄政調会長が「今現在の自民党の党則は、総裁3期まで」と語るなど、早くも党内では反発の声が上がっている。

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