大塚家具の犬猿父娘が電撃和解 中国資本にのみ込まれる危険性

“かぐや姫”こと大塚家具の大塚久美子社長(51)が26日、対立していた創業者の父・勝久氏(75)と電撃和解に向けて動きだした。

 久美子氏は自身が代表発起人を務める業界団体「スローファニチャー」の会の名誉会長に勝久氏を指名。久美子氏は「愛情」を意味する赤いバラの花束を持って、勝久氏が経営する「匠大塚」に赴き、2015年の“お家騒動”以来4年ぶりに言葉を交わした。

 久美子氏は「離れている時間は長かったが(長さを)感じなかった。自然に会話ができた」と笑顔。「和解を呼びかけた?」の問いには「ケンカをしているという理解はしていない」と話した。

 一方の勝久氏は娘が“戻ってきた”ことに大喜び。「元気な姿を見て安心した。来てくれただけでうれしい」と答え、将来的な経営統合についても「物事がうまくいかない時は原点に戻る。もう一度、昔の大塚家具に戻して考えるべきだ」と語った。

 親子雪解けを受け、株式市場では大塚家具株が急伸。前日比11・19%高の298円で平成最後の取引を終えた。

 だが、喜色満面の勝久氏とは対照的に「匠大塚」の現役社員は心配そうな表情を見せる。

「久美子氏とは関わりたくないというのが正直なところ。あちらさんは経営母体も変わりましたからね。再び一緒になっても昔の大塚家具には戻れない」

 経営不振の大塚家具は2月に中国向け電子取引企業「ハイラインズ」と業務提携。同社の陳海波社長らを取締役に起用した。市場関係者は「久美子氏は社長だが、実権を握っているのは陳氏だ。今回の和解劇も陳氏の提言があったからだろう。親子の雪解けをエサに近付けば、勝久氏も中国資本にのみ込まれてしまうのではないか」と話す。

 かぐや姫が出てくる「竹取物語」のラストは、姫が月に帰っていく。「久美子氏の和解ポーズは演技」(関係者)という声も根強いだけに、本当に親子が手を握るかは不透明だ。

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