天皇陛下を侮辱し続ける韓国の屈折した心理

 天皇陛下は7日、皇居・宮殿「菊の間」で、閣議に関わる文書などに押印、署名する執務に臨まれた。

 皇室を巡っては、韓国の文喜相国会議長が2月、米誌に、慰安婦問題で天皇陛下(現上皇さま)に謝罪を求め、「その方は戦争犯罪の主犯の息子ではないか」と侮辱。2012年には、李明博元大統領が「日王は韓国に来たければ、心から謝罪せよ」と言い、日韓関係が悪化する一因となった。

 7日付の韓国紙「毎日経済新聞」(電子版)では「中華主義が支配していた近代以前の東アジアで、皇帝を称することができる国は中国だけだった」として、「“小中華”を自任する朝鮮知識人たちは、海を渡った野蛮な部族が皇帝を自称すると怒りに震えた。天皇、倭皇、倭王、王、偽皇など朝鮮時代の文献に登場する様々な表現は、当代の知識人の複雑な心理を示している」との論説が掲載された。それでも「令和時代開幕が天皇を天皇と呼ぶ契機になったらというのが個人的意見だ」と締めている。

 韓国事情に詳しい文筆人の但馬オサム氏はこう語る。

「『日王』と呼んだり、昭和天皇を『戦犯』、上皇陛下を『戦犯の長男』となじる一方、上皇陛下が天皇時代に述べられた『桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫である』という、いわゆる“ゆかり発言”に、喜んでみたり。屈折していますね」

 桓武天皇の生母は日本生まれで、武寧王から数えて10代目の子孫だというから、ほとんど日本人だ。朝鮮半島の三国時代、百済は日本の影響下にあり、お互い血の流入は進んでいた。百済は唐・新羅連合軍に滅ぼされた。新羅→高麗→李氏朝鮮の流れをくむ現朝鮮民族とは血縁は薄いはずだ。

 但馬氏は「日清・日露戦争を経て、朝鮮は日本に併合されるわけですが、明治天皇は、朝鮮の李垠(り・ぎん)王子に、昭和天皇のお妃候補でもあった皇族の梨本宮方子(まさこ)さんを嫁がせ、朝鮮王家を日本の皇室の親戚として遇したのです。こちらの“ゆかり”の方が、古代の武寧王とのつながりより、韓国にとっても重要視すべきものではないでしょうか」と指摘している。

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2019年5月9日の社会記事

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