希望の新ビジネス!駆除したエゾシカから“ED治療薬”

希望の新ビジネス!駆除したエゾシカから“ED治療薬”
駆除エゾシカで商品を開発した鄭権氏

 北海道だけに生息する野生のエゾシカは、明治初期の乱獲や大雪などの影響で一時は絶滅寸前だったが、政府の保護政策で現在は道内全体で推定60万頭以上も生息する。今度は増え過ぎたエゾシカの採食や踏み付けが生態系に悪影響を与えるようになり、畑の作物や植林の木の芽や樹皮を食い荒らし、農林業の被害が拡大。車や列車との衝突事故も増加傾向にあり、害獣となっている。そんな駆除されたエゾシカを“勃起薬”などの生薬素材として“リサイクル”に成功した人物がいる。

 エゾシカの捕獲頭数は年間約12万5000頭(2015年調査)。このうち、ジビエとして食肉に利用されるのは17・6%だけで残りは廃棄されているという。

 廃棄されるエゾシカを有効活用した生薬素材を開発した北海道鹿美健株式会社の代表取締役の鄭権氏はこう語る。

「駆除されたエゾシカの皮・骨は、ほぼ利用されず、産廃物として焼却処分されています。これに伴う焼却費用の発生、環境汚染の誘発も懸念されており、各自治体を悩ませているそうです。エゾシカが大量に廃棄されていることを知って、心を痛めていました。シカは中国伝統医学では宝。もったいない、かわいそうだと思いました。私のノウハウがお役に立てればと参画を決心しました」

 鄭氏は、東京で株式会社健康ビジネスインフォを営み、ロバの膠(にかわ)である「阿膠(あきょう)」の健康食品で成功。その成功とノウハウを生かして、北海道・新ひだか町の廃校のビジネス活用企画公募に参画し、鹿皮を利用した生薬素材の開発・製造と地域交流多目的施設を始めた。


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「希望の新ビジネス!駆除したエゾシカから“ED治療薬”」の みんなの反応 1
  • ぴょんたこす 通報

    北海道旅行に行った時に エゾシカが線路を横断するので 電車が止まったことを思い出しました。

    1
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