【新馬勝ち2歳総点検・東京】ブルトガング手塚調教師「大きなところを狙っていきます」

【新馬勝ち2歳総点検・東京】ブルトガング手塚調教師「大きなところを狙っていきます」
前評判通りの強さを見せつけたブルトガング(右)

【新馬勝ち2歳総点検・東京】

★土曜(22日)芝1800メートル=デビュー勝ちしたブルトガングはかなりの出世が見込めそうだ。

 今年の桜花賞グランアレグリアの全弟という良血馬。もともとの期待値は高かったがインパクトある勝ちっぷりで前評判通りの強さを見せつけた。

「まだ子供でフワフワしていた」(ルメール)と前半は出脚が鈍く鞍上に促される走り。しかし直線でエンジンがかかると一頭だけ違う脚勢で豪快に差し切った。「お姉さんとはタイプが違う」(同)。前進気勢が強い姉よりもいい意味での“遊び”があり距離もまだまだこなせそう。

「本来はもっとゲートも速い。思った以上に奥がありそうだし体もまだ緩かったので、これから良くなる一方でしょう」と手塚調教師はさらなる成長を示唆。「大きなところを狙っていきます」と“GI”を意識する手応えをつかんでいるようだ。

★日曜(23日)芝1600メートル=11番人気という低評価を覆してサナチャンが快勝。道中は好位の内で流れに乗り直線も内から脚を伸ばして2着馬の追撃を退けた。

 432キロの小柄な牝馬ということを感じさせないパワフルでしっかりした駆けっぷりだった。

 武藤調教師は「先週ダートを除外で芝へ。でも確かに体形的にはダート馬ではなかった」と指摘。勝ち時計は重馬場で1分36秒6。3回東京の新馬戦の中でも上位で人気薄ながら実力を見せた形だ。

「次走は放牧へ出して新潟2歳S(GIII、8月25日=芝外1600メートル)へ。ちょっとテンションが高い面があるので、次はメンコを着けてみますよ」(同師)

 真面目過ぎる気性をうまくケアしつつ成長を加味すれば、次走も注目してみたい素材である。

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