【全英オープン初日】イーブン発進・松山 東京五輪の準備も着々!会場近くに“金の家”

【英国・ポートラッシュ18日(日本時間19日)発】ゴルフの海外メジャー最終戦「全英オープン」(ロイヤルポートラッシュGC=パー71)初日、注目の松山英樹(27=LEXUS)は3バーディー、3ボギーの71で回り、イーブンパーの42位発進となった。初のメジャー制覇に向けてまずまずのスタートを切ったが、来季はこのメジャー最終戦の後にさらに東京五輪が待ち受ける。自国開催でもちろん目指すは金メダル。もう一つの大一番に向けて、松山は着々と準備を進めている。首位はJ・B・ホームズ(37=米国)で5アンダー。

 目の前のメジャーに全力を尽くす一方で、来年に迫った東京五輪もしっかり頭に入っている。日本ゴルフ協会(JGA)五輪対策本部では代表になった選手の希望に対応できるよう、会場の霞ヶ関CC(埼玉・川越市)から約60キロ離れた選手村とは別に、近隣の宿泊施設も押さえている。

 ただし、選択肢はこの2つだけではない。「宿泊は自前でやるという選手もいる」(倉本昌弘強化委員長)。その選手が松山。3年前のリオ五輪はジカ熱や治安に不安があるとして、出場辞退という苦渋の決断を下したが、自国開催の2020年に向けては本気モード。ツアー関係者によれば、すでに近隣の一軒家を借りる方向で準備を済ませているという。一軒家を借りるのは「マスターズ」などと同じ“メジャー仕様”だ。

 日本オリンピック委員会(JOC)から割り当てられるパスに限りがあるため、トレーナー、マネジャーら、通常ツアーに同行しているチーム全員が会場に入れるとは限らない。リオ五輪ではこの日同組だったリッキー・ファウラー(30=米国)ら選手村を利用したビッグネームもいたが、松山はメダル獲得という大きな目標へ、可能な限りいつも通りの態勢を五輪に持ち込むつもりのようだ。

 昨年の全英オープンを最後に、この1年は米ツアーで予選落ちがない。その堅実さを7年連続となる全英の舞台で発揮した。
 メジャーでの1桁順位は2年前の「全米オープン」(2位)と「全米プロ」(5位)以来、ない。2日目に向けて松山は「離されないようについていきたい」と、ここからじっくりと上位を追い詰めていくことに意欲を見せた。

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