伊原春樹氏が見た セ首位争いの潮目

伊原春樹氏が見た セ首位争いの潮目
連敗をストップした原巨人

【伊原春樹・新鬼の手帳】巨人が28日の阪神戦(東京ドーム)に16―4で大勝。連敗を4でストップした。2位のDeNAが中日に敗れたため、ゲーム差は4・5と広がったが、一時は2位に10・5差もつけていた巨人の独走状態からは様相が変わりつつある。今後の展開はどうなるのか。本紙専属評論家の伊原春樹氏の見解は――。

 この日は16点も取ったけど、原監督も打線には苦労してるね。岡本も去年のようにはなかなかいかない。他球団の攻め方も厳しくなっているし、打率が2割5分程度の4番じゃあ、いくら我慢して使うといっても限度というものがある。首脳陣が「じゃあ楽な打順で」というのは当然の判断で、4番から外されても仕方がない。スタメンで使ってもらえるだけ、まだましですよ。

 ただ、巨人の強みは坂本勇、丸という2つの軸がしっかりしているというところにある。坂本勇は4番タイプの選手じゃないんだけど、今季は本塁打も打点も4番に恥ずかしくないぐらいの成績を残している。丸にしても多少の波はあるにせよ、ほとんどいい状態をキープできているし、この2人が打線の核にどっしりしているから、その周囲をコロコロと変えても、さほどの影響は感じさせない。昨季盗塁数がリーグ最下位だった機動力も、今季は2位タイの56盗塁としっかり使えている。決して打つだけのチームではない。これ以上、巨人が落ちることはないんじゃないかと見ている。

 一方のDeNAはどうか。巨人とは対照的に、本来4番タイプの筒香を2番に置いてから勝ちだした。打てる打者から順番に打順を組んでいくやり方は「アメリカ式」というのか今、流行しているやり方のようだが、こうなると機動力はなかなか使えなくなる(DeNAの盗塁数はリーグ最下位の28)。調子のいい時はガンガン打って勝てるかもしれない。ただ、打てない時期が来たらお手上げ。やはり1、2番が足を使えるオーソドックスな打線のほうが、バランスのいい攻撃ができるし、長い目で見たら攻撃のバリエーションの多いチームの方が、勝つと思う。


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