八村欠場の日本はチュニジアに惜敗 監督は「W杯へ可能性見えた」と手応え

 連日の大逆転はならなかった。バスケットボール男子強化試合が25日、さいたまスーパーアリーナで行われ、世界ランキング48位の日本は同51位のチュニジアと対戦。前日のドイツ戦に続く大接戦となり、第4クオーターの残り6秒で同点に追いついたものの、最後は76―78で敗れた。

 試合前に発表されたメンバーにエース・八村塁(21=ウィザーズ)、主将の篠山竜青(31=川崎ブレイブサンダース)の名前がなかった。攻撃面と精神面の2つの柱を欠いた日本は序盤から相手にペースを握られ、ターンオーバーを8つも記録した第1クオーターは14―24と10点差をつけられた。第2クオーターでやや盛り返して前半を35―40で折り返したが、後半突入後も劣勢は続いて第3クオーター終了時点で48―59となった。しかし、ここから日本は驚異の粘りを見せる。

 第4クオーターの残り5分27秒で渡辺雄太(24=グリズリーズ)がシュートを決めて66―66。竹内公輔(34=宇都宮ブレックス)の勝ち越し弾で68―66とするが、またも反撃に遭って68―74と突き放された。敗色濃厚となる中、日本は最後の猛反撃へ出る。2点差まで詰め寄ると、残り6秒で渡辺がフリースローを獲得。「何十万本も練習してきたので落とす気はなかった」と冷静に2本を決めて、76―76と再び追いついた。しかし、残り0・2秒で決勝弾を決められ、惜しくも敗れた。

 試合後、フリオ・ラマス代表監督(55)は八村を外したことについて「疲労を抱えている。2試合連続で出ているので、リスクを冒さないために」と明かした。その上で「この試合で良いところ、まだ成長しなければいけない部分が分かった。W杯へ可能性は見えた」と前向きに語った。

 一方、チーム最多の17得点を決めた渡辺は「要所でのリバウンド」「出だしの悪さ」などを課題に挙げ、ファジーカス・ニック(34=川崎ブレイブサンダース)は「塁がいないことで自分がやらなきゃと考えた選手は何人かいた」、渡辺に次ぐ12得点をマークした比江島慎(29=宇都宮ブレックス)は「塁がいない分、自分が(点を)取ろうという意識があった」と、八村不在によるプラス効果も感じていた。

 いずれにせよW杯直前に「八村だけに頼ってはいけない」という危機感が、チームに植えつけられたのは大きな収穫だろう。

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