
“令和の歌姫”としてエイベックスが大々的に売り出すはずだった新人歌手・安斉かれん(20)は、実在しないのか!? そんなウワサがまことしやかに流れている。期待の超大型新人という触れ込みだったにもかかわらず、まったくと言っていいほど、プロモーション活動が行われていない。あまりにも不可解すぎる扱いに、バーチャル歌手説まで浮上している――。
音楽業界は昨年後半、安斉の話題で持ち切りだった。某レコード会社関係者は「来年、エイベックスが超大型の新人を出すらしいね。第2の浜崎あゆみとして、大々的にプロモーションするらしいよ」と話していた。
安斉とはいったい何者なのか?
オフィシャルホームページによると、「ポスギャル(ポストミレニアルギャル)」と呼ばれる次世代型ギャルで、デビュー前は有名アパレルショップで働いていた。人気コスメティックブランドの店頭コレクションビジュアルに採用されたこともあるという。写真を見る限り、ルックスは若かりし頃の浜崎をほうふつとさせるものがある。
ところが、だ。2019年になり、フタを開けてみると「安斉かれん」の文字を目にする機会は、ほとんどない。
「令和元年初日、『世界の全て敵に感じて孤独さえ愛していた』でデビューしたが、音楽番組などのメディア露出、プロモーションはまったくなかった。2枚目のシングル『誰かの来世の夢でもいい』はレコードショップの店頭のみ無料で配布された。超大型新人どころか、その他大勢の新人と扱いは変わらないので、業界の人は首を傾げている」(前同)