N国党のラブコールは渡りに船 国民民主の連立政権入り脈アリ?

 NHKから国民を守る党の立花孝志党首(52)が、先祖帰りしそうな国民民主党に“待った”をかけた。立花氏は13日会見し、国民民主党の玉木雄一郎代表(50)に連立政権入りを持ち掛けたことを明かした。仰天提案のように見えるが、国民にとってはまたとないラブコールになってきた。

 立花氏と玉木氏は前日、ユーチューブ向けに対談。1時間20分に及んだ対談では立花氏が玉木氏に「一緒に連立与党に入りませんか?」と呼びかけた。玉木氏は即答こそ避けたが、立花氏は“脈あり”とにらんでいる。

 国民は衆参で立憲民主党から統一会派結成を持ち掛けられ、詰めの協議を行っている最中だ。

「もともとあった民主党が4つ(立民、国民、自由、野田佳彦元首相が代表の会派)に分かれ、また同じ会派になる。“あの民主党”にそのまんま戻るけど、それでいいの?」(立花氏)

 統一会派結成後、なし崩し的に元のサヤに収まる流れが予測され、国民の中にも反対する議員が多い。現状は国民の政党支持率が1%を切る中で、破れかぶれな動きともいえる。一方、政権与党入りは本心ではあるが、なかなか自分たちから言い出せない話だった。

 もちろん、旧民主党系でようやくこぎつけた野党統一会派の結成を覆すどころか、与党に尻尾を振るのかとの批判も出てくる。党内だけでなく、自民公明党との選挙区調整もあり、すぐにまとまる話ではない。国民を支援する連合の神津里季生会長にいたっては、玉木・立花対談に「あり得ない」とツイッターで猛反発した。

 それでも立花氏は「ウチは目標(NHKのスクランブル放送化)を達成するためには右だろうが左だろうが、コロコロ変わる。安倍政権の中に入って改革した方がいい」と連立入りの呼びかけで、玉木氏や立民との合流に反対する議員に揺さぶりをかけた。

 N国党は連立入りに向け、既に水面下で自民党側にも働きかけている。安倍政権が憲法改正に動き出す際には、国民とN国党は味方につけたいところで、決して絵空事ではない。

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