元逆鉾急死…鶴竜の移籍先がすんなり決まらない事情

元逆鉾急死…鶴竜の移籍先がすんなり決まらない事情
弟・寺尾(左)にビールを注ぐ逆鉾(1989年1月)

 大相撲秋場所のさなか、角界に衝撃が走った。元関脇逆鉾の井筒親方(本名福薗好昭=ふくぞの・よしあき)が16日、都内の病院で死去した。58歳だった。最近は膵臓を患っており、8月から入院。日本相撲協会の巡業部副部長などを務めていたが、秋場所は体調を崩して初日から休場していた。井筒部屋には横綱鶴竜(34)ら3人の力士が所属しており、今後は他の部屋に転籍する必要がある。現役横綱の移籍は極めて異例の事態だ。

 現役時代の井筒親方は「逆鉾」のしこ名で活躍。弟の元関脇寺尾(56=錣山親方)、兄の元十両鶴嶺山とともに「井筒3兄弟」と呼ばれた。1978年初場所初土俵。父の先代井筒親方(元関脇鶴ヶ嶺)譲りのもろ差しからの速攻で活躍した。その鮮やかな巻き替えは天下一品。巻き替えからもろ差しへの連係は「名人芸」と言われたほどだった。幕内優勝こそなかったが、87年九州場所から89年春場所まで9場所連続で関脇を務めた。三賞は殊勲賞を5回、技能賞を4回受賞した。

 現役引退後に井筒部屋を継承し、師匠としてモンゴル出身の鶴竜を横綱にまで育て上げた。相撲協会では審判部や巡業部の副部長など要職を歴任。元人気力士の本場所期間中の死去に、角界は大きな衝撃を受けている。八角理事長(56=元横綱北勝海)は「残念だ。同じ時代に相撲を取ってきた。若過ぎる。理事会でも、モンゴル出身力士の育成をきちんとしなければいけないと発言されていた。鶴竜を横綱に育てられたことを含めて功績は大きい」と早すぎる死を惜しんだ。


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