【レスリング世界選手権】五輪代表女子1号 向田真優が克服した女王の重圧

【カザフスタン・ヌルスルタン17日発】レスリングの世界選手権4日目、女子53キロ級で向田真優(22=至学館大)が準決勝を勝ち、18日の決勝進出を決めた。これで銀メダル以上が確定し、金メダル量産が期待される女子では第1号となる2020年東京五輪代表に決定した。53キロ級は五輪を含む世界大会16連覇の“霊長類最強女王”吉田沙保里(36)のいた階級。「泣き虫」、さらに「吉田の後継者」という重い代名詞も“克服”した向田が、新女王候補に名乗りを上げた。

 初戦から安定した試合運びで勝ち上がると、大一番の準決勝でもチャンスを逃さない。ギリシャ選手を相手に確実にタックルを決めて五輪切符を勝ち取った。「五輪は本当に夢だったので、夢が目の前に来てるという思いが今はすごく強いです。でも明日まだ1試合残ってるので、そこに今までやってきたことを全部ぶつける気持ちで頑張りたい」と喜びつつも気を引き締めた。

 日本が誇る吉田の階級で、まずは五輪出場を死守。観客席から見守った父の淳史さんは「背負っているものが大きかった。とりあえず最低限度の出場を決めることができてよかった。小学校の時にオリンピックで金メダルを取ると誓って、娘ながらよく有言実行したな、いや、最低限度のことはやってくれたなと思います」と目を細めた。

 小さいころはとにかく泣き虫だった。5歳でレスリングを始めたが、すぐに涙を流した。怒られれば泣き、練習場に入ることもできなかった。成長しても泣き顔が多かったが、名門・至学館大に入学して涙を捨てた。周りにいるのは吉田や川井梨紗子(24=ジャパンビバレッジ)といった強豪ばかり。泣いている自分が情けなくなった。「すごい人ばかりだし、泣いている人なんていない。もう簡単に泣いてはいけない」と心を入れ替えた。


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