【スプリンターズS】ダノンスマッシュ陣営に「準備」と「適性」を直撃

【スプリンターズS】ダノンスマッシュ陣営に「準備」と「適性」を直撃
中山コース攻略がカギとなるダノンスマッシュ

【スプリンターズS(日曜=29日、中山芝外1200メートル)美浦トレセン発秘話】期待したウインブライトが9着惨敗を喫したGIIオールカマー。鞍上・松岡正海は「距離」を敗因に挙げたが、それでもオープン勝ちのない8着エンジニアにすら0秒7差とは…。根本的に休み明けが走らないのか、外回りがダメなのか、それともスローの瞬発力勝負が合わないのか。次走のGI天皇賞・秋(10月27日)までに敗因を徹底的に究明することが、せめてもの読者への償いと肝に銘じたい。

 さて、今週のスプリンターズSを皮切りに、いよいよ秋のGIシリーズが幕を開く。凱旋門賞を含むトップホースらの激突は今から胸を躍らせるが、そこでも焦点となるのは向かう舞台への「準備」と「適性」だろう。先週の反省込みで、今週の主役たるダノンスマッシュのそれをまずは検証してみたい。

「今までで一番強い競馬だったと思いますよ」

 担当の岩本龍治助手が札幌でこう語ったのは、取材と予想的中のお礼を兼ねて、馬房へと足を運んだGIIIキーンランドC翌週のことだった。一口に強さといっても多種多様だが、担当者が求めたものは何か?

「これまでは立ち回りのうまさで押し切る形が目立ったけど、今回は外から力で相手をねじ伏せる横綱相撲。この馬が完成するのは来年と思っていますが、階段を一段上れた気がするんです」

 成長の糧はおそらく同じスタイルで敗れた高松宮記念(4着)の経験。ボクサーに例えれば、一敗地にまみれたテクニシャンがハードパンチを身につけたようなものか。秋こそは人気に応える走りを見せる? そこで気になる2つの問いを当時ぶつけてみた。


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