国体・高校野球で変則ルール 木製バット使用にプロ&指導者の反応は?

「いきいき茨城ゆめ国体2019」高校野球(硬式の部)は30日、ノーブルホームスタジアム水戸で2回戦が行われ、仙台育英(宮城)が6―2で智弁和歌山(和歌山)に勝利。全員が木製バットで臨んだ前日の智弁和歌山―星稜(石川)戦に続き、両校とも3年生が木製バット、下級生が金属バットという変則ルールで行われた。

 提案者の智弁和歌山・中谷監督は「下級生は元から金属。バッティングは繊細なものがありますから。そういうところは事前に(両校で)示し合わせた」と説明。仙台育英の須江監督は「どちらも新チームは秋の大会が控えているので、下級生は金属で。いつも木製で練習している。急にやったわけでもないので、大学のリーグ戦の予行演習だと言ってました。何を使ってもいい。正解はないんだから、みんなで考えていけばいいんです」との考えを語った。

 画期的な試みだけに反応も様々だ。この日、霞ヶ浦(茨城)を4―2で下した海星(長崎)の加藤監督は「野球を続ける子と続けない子と2通りある。私は高校野球はやはり金属バットでいきたい。木製も大学に入ってから1年くらいは時間がかかるもの。数試合で対応力がつくものではありませんから」と見解を示した。一方で、プロ側は「U―18もそうだけど、こっちとしては木製バットへの対応力を見られるまたとない機会。できることならどんどんやってほしい」(セ・リーグ球団のスカウト)と本音をのぞかせた。

 高野連の小倉事務局長補佐は「最初に(木製バットで試合をする)情報を知り得たのがネット上だったので急きょ、所属の連盟の理事長さんに事実関係を確認した。ルール的には木製バットの使用は違反ではないので。今後、同じ申し出があった場合も同様。国体では木製導入といったものではない」と話した。

 卒業後も野球を続ける3年生はこの時期にはすでに木製バットでの練習に取り組んでおり、国体で久しぶりに金属を握るというケースも多い。選手にとっては有意義な試みだけに今後への波及も気になるところだ。 

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