巨人・坂本勇がゴールデン・グラブ賞を受賞 好守が山口に好影響

巨人・坂本勇がゴールデン・グラブ賞を受賞 好守が山口に好影響
日本代表でもショートを守る坂本勇。右は菊池

 プロ野球の守備のベストナインを選ぶゴールデン・グラブ賞が31日、発表された。セ・リーグ遊撃手部門で2年ぶり3度目の受賞となったのは巨人・坂本勇人内野手(30)。守備範囲の広さや的確なスローイングなど、卓越した守備力は相手チームにとって脅威となる一方、自軍の投手陣に与えた安心感も計り知れない。その“効果”が最も表れたのが今季、巨投の大黒柱として活躍した山口だというのだが――。

 中日・京田の110票を大きく上回る167票を獲得し遊撃手のゴールデン・グラブ賞に輝いた坂本勇は、球団を通じ「僕の中で、一つの目標としていた賞なので大変うれしいです。リーグ優勝できたシーズンに、この賞を獲得することができ、すごく誇りに思います。来年は、チームが日本一になって、この賞を受賞したいです」とコメントした。

「守備にあまり自信がない」と苦笑していた、かつての“失策王”がうそのようだ。プロ2年目の2008年から4年連続でリーグ最多の失策数を記録。そんな汚名を返上すべく、12年の自主トレを当時現役だった名手、ヤクルト・宮本とともに過ごし、守備の極意を請うた。プロ6年目にして「キャッチボールが大事だと改めて実感させられた」と語ったこともあったが、今や昔の話だ。

 華麗なグラブさばき、体勢を崩しながらも一塁に送球できる体のしなやかさは球界屈指。日本を代表するショートストップとなった今では、投手陣全体に「あの辺に打たれても坂本勇が何とかしてくれる」という安心感を与えるまでになり、その投球内容にも変化をもたらした。なかでも他球団からその変貌ぶりを指摘されたのが、今季15勝(4敗)を挙げ、巨投の大黒柱として活躍した山口だった。


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