ソフトバンク 福田の引き留め交渉に白旗ムード

ソフトバンク 福田の引き留め交渉に白旗ムード
3日、西武とのFA交渉を終え笑顔の福田

 ソフトバンクがFA権を行使した福田秀平外野手(30)との残留交渉に白旗ムードが漂っている。年俸3600万円(推定)から4年総額5億円と最大級の条件提示をしているが、すでに西武がレギュラー待遇として同等クラスの条件でアタック。いくら資金力があっても、あくまで鷹ではバイプレーヤーの存在で、選手間のバランスを考えるとこれ以上の上積みは厳しく、苦戦を強いられているのだ。

 すでに解禁日の3日に西武、中日が1回目の交渉を終えたばかりで、6日にはロッテが交渉に臨む。鷹フロントからすれば何としてでも残ってほしい選手だが、福田が求める出場機会の点で他球団に太刀打ちできないばかりか、条件面でも他球団が予想以上の攻勢を仕掛けてきている。

 当初は「条件面に関してでいえば、うちほど出すチームはないのでは」との声もあった。しかし、すでに西武がソフトバンクの4年総額5億円と同等と見られる4年総額4億~5億円の好条件を提示済みだ。「欠かせない戦力とはいえ、うちだとレギュラーで出てる選手ではない。いくらFAでもマネーゲームに乗って条件が上がるようだと、ほかの選手を含めたバランスが崩れてしまう」(球団関係者)

 今季は80試合の出場で打率2割5分9厘、9本塁打、26打点。打席数は183で過去にも規定打席に到達したことはなく、年俸1億2500万円は破格だ。例えば打率3割6分4厘をマークしたベテラン・川島の今季年俸は7000万円。さらに福田に大幅な上積みを許せば、スーパーサブ組の年俸バランスがおかしくなる。

 もとより「うちのチームに愛着を持ってくれているのは間違いないが、条件面が同等なら出場機会となるんじゃないか」(球団フロント)とも見られていただけに、厳しい風向きだ。 

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