山口俊によって巨人は変わった かつてはタブーだったポスティング

山口俊によって巨人は変わった かつてはタブーだったポスティング
ポスティングによるメジャー挑戦を表明した山口俊。左は原監督、右は今村社長

【赤ペン!赤坂英一】最近、これほど、巨人も本当に変わったなあ、と感じた出来事はない。5年ぶりの優勝に貢献し、最多勝をはじめ3冠を獲得した山口俊投手(32)が、ポスティングシステムでメジャーリーグに移籍する。しかも、2016年オフにDeNAから巨人にFA移籍する際、山口がポスティングを希望した場合、巨人が協力するとの約束が交わされていたというのだ。よくぞ渡辺恒雄・読売新聞グループ本社主筆が容認したものだと思う。この人がオーナー、球団会長、最高顧問の肩書で巨人のトップに君臨していたころは、「ポスティングはいかん!」と散々批判していたからだ。

「メジャーに日本の選手を取られるだけの制度は片務的だ。わが巨人は、育てた選手をカネで売り飛ばしたりはしない」

 片務的とは契約当事者の一方だけが義務を負うこと。今夏、トランプ大統領が「日米安保条約は片務的」と発言したように、国際政治の場でよく使われる言葉である。

 振り返れば、1998年に施行されたポスティングは、巨人の補強戦略にとって常に大きな障害となってきた。渡辺オーナーの主張によってドラフトに逆指名制度が導入された時代(93~06年)、「将来はポスティングで早いうちにメジャーに行きたい」と望むアマの有力選手が続出。皮肉にも、大学、社会人の新人たちが巨人以外の球団を逆指名するケースが出てきたのだ。当時、巨人のスカウトはひそかに嘆いている。

「ヨソの球団は、将来はメジャーに挑戦させると言っていい選手を口説き落としてる。ウチは同じ手が使えないからなあ」


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