【フィギュア全日本】羽生結弦 作戦変更でSP首位「プレッシャーが力になる」

【フィギュア全日本】羽生結弦 作戦変更でSP首位「プレッシャーが力になる」
声援に応える羽生

 フィギュアスケート・全日本選手権2日目(20日、東京・国立代々木競技場)男子ショートプログラム(SP)で、4年ぶりの優勝を狙う羽生結弦(25=ANA)が110・72点をマーク。ISU(国際スケート連盟)非公認ながら自己最高を上回る高得点で首位に立った。4連覇を目指す宇野昌磨(22=トヨタ自動車)は自己ベストを更新する105・71点で2位。来年1月からアイスダンスに転向する高橋大輔(33=関大KFSC)は14位だった。

 王者・羽生が会場を興奮の渦に巻き込んだ。2週間前にグランプリ(GP)ファイナルを終え、18日に拠点のカナダから帰国したばかり。19日の練習では、体が重そうな様子を見せたが、本番にはきっちり照準を合わせてきた。

 第4グループに登場した羽生は、ファンからの黄色い声援を受けて氷上に立った。「GOE(出来栄え点)を意識した」と4回転トーループ―3回転トーループの連続ジャンプを中盤に配置。トリプルアクセルを後半に跳ぶという普段と逆の構成で挑んだ。すると、冒頭の4回転サルコーをいきなり着氷。続く4回転トーループ―3回転トーループの連続ジャンプも見事に着氷。基礎点が1・1倍になる後半も、トリプルアクセルを難なく着氷させてフィニッシュ。作戦が見事に的中した。例年ならプーさんシャワーで、リンク上が黄色のカーペットに変身するが、花束やプレゼントの投げ込みが禁止になったため、銀世界のままだったが、この日一番の歓声が沸き起こった。


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