【Challenge! 新人選手】高校時代はスノボと“二刀流”の阿部架惟都 “仙商魂”でのし上がる

【Challenge! 新人選手】高校時代はスノボと“二刀流”の阿部架惟都 “仙商魂”でのし上がる
来年は優勝を量産し、上位戦での活躍の足掛かりにしたい阿部

 伝説のレーサー・阿部道氏の背中を追う仙台商業高の系譜がある。今年7月新たにデビューしたのは阿部架惟都(20=宮城・115期)。高校時代はスノーボードとの両立で活躍した異能のレーサーだ。今は壁にぶち当たっているが、115期の逸材の一人として歴史に名を刻んでいく。

 仙台商業高が送り出す新たな人材だ。同高卒業生は現在、上位で活躍している早坂秀悟、菅田壱道、そして師匠の桜井正孝らがおり、古くは“元祖ミスター競輪”こと阿部道氏(23期=引退)がいる。「師匠とは一緒に練習してます。早坂さん、菅田さんらには訓練日とかで会いますね。いろいろ教えてくれますよ。いつか一緒に走りたいです」と遠くを見つめた。デビュー2場所目で初優勝と「最初はうまくいっていた」。だが「今は厳しさを味わっています」と試練の段階にある。

 高校時代はスノーボードと自転車競技の二足のわらじを履いていた。「もともと5歳くらいからずっとスノーボードをやっていた。高校では部員が少ないこともあり、冬はスノーボード、夏は自転車競技をやってました」。目指していたのはスノーボーダーとしてプロになることで「高2の冬までにプロになる道ができなければ諦めようと思っていた」。無念ながらその道は途絶え、自転車競技に絞った。

 高3の時には「大学から声がかかって、インターハイで入賞(8位以内)できれば進学する予定だったんです。東北大会はスプリントで優勝できたけど、結局インターハイは10位で…」。その後は顧問の先生の勧めもあって競輪選手を志した。


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