急死の高木守道氏を悼む 名古屋の街を代表して10・8決戦ありがとう

急死の高木守道氏を悼む 名古屋の街を代表して10・8決戦ありがとう
華麗なバックトスが代名詞だった高木守道氏(1973年)

 2006年に野球殿堂入りした、元中日監督の高木守道氏が17日に急性心不全のため死去した。78歳だった。最近もラジオ出演をこなしており、関係者に衝撃が広がった。現役時代は21年間で2274安打を放つなど、俊足巧打の名二塁手として活躍した。監督時代は1994年に巨人と激しい優勝争いを演じ、敗れたものの「10・8決戦」は語り草となっている。当時を取材した本紙担当記者が悼んだ。

 突然のことに驚いている。先月、立浪和義さんの殿堂入りを祝うパーティーでお会いしたときはあんなにお元気だったのに…。

 94年に名古屋に転勤してドラ番になったときの監督が高木さんであった。この年は開幕から巨人が独走し、7月にはドラゴンズかいわいはストーブリーグに突入。権藤博氏、星野仙一氏など次期監督候補の名前が各スポーツ新聞紙上で躍った。

 当然ながら東スポ紙上でも高木監督にとって面白くない記事がたびたび掲載されたのだが、ご本人から嫌な顔をされたことは一度もなかった。知人に頼まれてサインをお願いしたときも「私でいいの? 次の人(星野仙一氏を指していた)のサインの方がいいんじゃない」と冗談っぽく笑いながら色紙にペンを走らせてくれた。

 ある新聞に「ダイエーの監督に就任する王貞治氏が高木監督をコーチに招き入れるプランがある」といった内容の記事が出たときも「王さんから何も聞いてないよ。そんな話があったらうれしいけどね」と笑顔で答えてくれた。シーズン中なのに話題は次の監督のことばかり。きっと内心は複雑だったと思う。でも高木監督がマイナスの感情を記者にぶつけることはほとんどなかった。


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