【卓球全日本選手権】早田ひな 伊藤美誠&石川佳純を撃破し涙の初V

【卓球全日本選手権】早田ひな 伊藤美誠&石川佳純を撃破し涙の初V
初優勝を飾った早田ひな

 卓球の全日本選手権最終日(19日、丸善インテックアリーナ大阪)、女子シングルス決勝は早田ひな(19=日本生命)が東京五輪代表の石川佳純(26=全農)を4―1(11―7、11―9、11―4、9―11、11―8)で下し、初優勝を飾った。準決勝では前日(18日)までダブルスでペアを組んでいた同代表の伊藤美誠(19=スターツ)を撃破。また、男子シングルスは宇田幸矢(18=エリートアカデミー)が初制覇を果たした。

 歓喜の瞬間、早田はうれしさのあまり床にしゃがみ込むような姿勢で涙を流した。“黄金世代”と呼ばれる伊藤、平野美宇(19=日本生命)がすでに経験している頂点に、自身もついに立つことができた。「私も(2人に)続きたい気持ちがあったので、優勝することができたのはすごく自信になった」

 伊藤との準決勝はフルゲームに及ぶ死闘。前日に優勝したダブルスでペアを組んでいた“相棒”を「間近でプレーを見ることで学ぶことが多い。私の卓球人生を変えてくれた」とリスペクトするが、試合では「(相手は)戦術の幅がすごく広いし、攻めてもすぐに対応してくるので簡単に勝てないのは分かっていた。でも、第7ゲームになればお互いに緊張するので、気持ちが強いほうが絶対に勝つと思っていた」と気迫を前面に出し、4―3で撃破した。

 また、決勝で対戦した石川とは昨年末のTリーグ以来の一戦で「環境、緊張が違うので初めて対戦する気持ちでチャレンジャーの気持ちで向かっていった」。東京五輪代表を次々に下しての初制覇だった。

「(五輪に)選ばれなくて恩返しできなかった分、今回は絶対に優勝しようと思っていた。身近でサポートしてもらっている人たちに感謝の気持ちが涙になったのかもしれない」。さらなる可能性を秘めたサウスポーがどんな成長を遂げるのか。

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