【大相撲初場所】史上最大の下克上V“おじさんの星”徳勝龍の素顔

【大相撲初場所】史上最大の下克上V“おじさんの星”徳勝龍の素顔
観衆とタッチしながら引き揚げる徳勝龍。“昭和世代の星”だ

「世紀の番狂わせ」の反響がすさまじい。大相撲初場所千秋楽(26日、東京・両国国技館)で幕内徳勝龍(33=木瀬)が大関貴景勝(23=千賀ノ浦)を寄り切り、14勝1敗で初優勝。奈良県出身者では1922年の鶴ヶ浜以来98年ぶりの快挙となった。幕内最下位となる西前頭17枚目からの優勝は史上最大の下克上。土俵の世代交代が進む中、今年8月で34歳になる昭和世代男のミラクルな活躍は多くのファンに勇気と感動を与えた。新たに誕生した“おじさんの星”の素顔とは――。

 白鵬(34=宮城野)と鶴竜(34=陸奥)の両横綱が相次いで途中休場する中、世紀の番狂わせを演じた。今場所の番付は幕内力士42人中で最下位の西前頭17枚目。いわゆる「幕尻」と呼ばれる番付だ。2000年春場所で貴闘力が東の幕尻(14枚目)で優勝した例はあるが、東より下位にあたる西では初めて。出場力士では最上位の貴景勝を破って優勝し、史上最大の下克上を達成した。

 過去2年間は十両が主戦場だった。昨年5月場所で10場所ぶりに幕内に復帰したが、4勝11敗と大敗。わずか1場所で十両に再転落した。徳勝龍は「幕内に上がって満足する部分があった。どの地位でも向上心を持って上を目指さないとダメだと思うようになった」。悔しさをバネにして、大輪の花を咲かせた。

 日本相撲協会の八角理事長(56=元横綱北勝海)は「上位が調子を崩している中で幕内にいればこういうこともある。30歳を過ぎて立派」とたたえた。元横綱稀勢の里の荒磯親方、大関豪栄道らと同じ昭和61年(1986年)生まれの33歳。徳勝龍は同世代の関取衆の多くが経験している三役はおろか三賞の受賞すらない“劣等生”だった。


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